A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 タイム社の雑誌がウォルマートから消える

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大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

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タイム社の雑誌がウォルマートから消える

1月19日のエントリーで、雑誌の小売店への配送を請け負う取次企業の大手、アンダーソン・ニュース(Anderson News)社が、配送手数料を雑誌一部あたり7セント値上げし、これに応じない出版社の雑誌は配送しないと発表したことを伝えた。

私が見逃していたのか、追いかけで発表したのか、アンダーソン・ニュースばかりでなくソース・インターリンク社(Source Interlink Cos.)も雑誌配送1部あたり7セントのいわゆるサーチャージを要求していたらしい。

この2社のシェアは、全米の小売店で売られる雑誌のおよそ半分にもなる。そのすべてにサーチャージがかけられると、雑誌社は新たに年間総計1,500万ドルもの負担を強いられることになる。

これに対して、『ピープル(People)』、『スポーツ・イラストレイテッド(Sports Illustrated)』などの版元タイム社(Time Inc.)、『イン・タッチ(In Touch)』、『ライフ・アンド・スタイル(Life & Style)』などの版元バウアー・パブリケーションズ(Bauer Publications)、そして『スター(Star)』、『ナショナル・エンクワイアラー(National Enquirer)』の版元アメリカン・メディア社(American Media Inc.)は、サーチャージの支払いを拒否し、上記2社への納品をストップしてしまった。

その結果、どうなったか。全米最大の雑誌小売店であるスーパーマーケットチェーンのウォルマート4,200店の大半の店頭から、これらの出版社の雑誌が消えてしまうことになりそうだという。

取次サイドにしてみれば、サーチャージの要求は、苦しい経営事情に耐えかねての苦渋の決断だったらしい。ソース・インターリンクは、取次事業から撤退するとの報道もあったが、同社は否定している。いま以上のコスト負担に耐えられないのは出版社にしても同じだ。両者とも問題の解決に向けて動いているというのだが…。読者にとっても迷惑な話である。

◆情報ソース
Mag Wholesaler Denies it Will Exit Business (MediaWeek)
NO PEOPLE AT WAL-MART (New York Post)



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