A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 雑誌の誌面を「インタラクティブ」にする試み

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大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

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雑誌の誌面を「インタラクティブ」にする試み

アシェット・フィリパッキ・メディア(Hachette Filipacchi Medias)が発行する女性誌『ウーマンズ・デイ』(Woman’s Day)では、“snap-enabled”(撮影用)と表示されたページを携帯電話で撮影し、その画像データを所定のアドレスへ送った読者に、関連したクーポンや商品サンプルを提供する試みを行っている。最初の「インタラクティブ」ページが掲載されたのは昨年10月発売号。この号で、大手小売店「ターゲット」(Target)ブランドの宝石類を紹介した編集ページを撮影して画像を送付してきた読者に、同誌が作った「ターゲット」のウエブページへのリンクを通知し、そこでネックレスの販売を行ったところ、期待を上回る数千の購入申し込みがあったという(販売実数は明らかにされていない)。

この企画の責任者によると、編集ページよりも広告ページで実施した企画の方が、反響が大きいという。これまででもっとも多くの反響があったのは、500ドル相当のギフトが当たるアメリカン・エクスプレスの懸賞企画で、52,000人から画像が送られてきたとのこと(『ウーマンズ・デイ』のレートベースは380万部)。この企画を実施する号では、読者を混乱させないよう、 “snap-enabled”の表示があるページの利用方法を掲載し、対象ページでは画像を送ると何が手に入るかをわかりやすく示すようにしている。同誌は今年も4号で同じ企画を実施する予定。

男性誌『GQ』(コンデナスト社)も同様の企画を実施している。ひとつは、ジレット(Gillette)の制汗剤のプロモーションで、昨年8月号に掲載された同製品の写真を携帯で撮影して送った読者にサンプル商品を提供した。この企画には、締め切りの今年1月までに2,357の応募があったという(同誌のレートベースは92万部)。もうひとつは、マセラティ(Maserati)のエンジン音が女性の生物学的反応(!)を引き起こすという研究結果に目を付けた企画で、『GQ』に掲載されたマセラティの広告を撮影・送付した読者に、エンジン音の着信音をプレゼントした。この企画は12月号で実施され、2,300以上の応募があった。

広告主が主体となって雑誌で実施したインタラクティブ企画もある。フランスの香水・化粧品メーカーのコティ(Coty)は、歌手のグウェン・ステファニ‐(Gwen Stefani)とのコラボレーションで開発した香水の広告を美容誌に掲載。この広告を撮影・送付した読者にグウェン・ステファニ-の楽曲の着メロか、香水サンプルのいずれかをプレゼントするキャンペーンを行った。このキャンペーンには、9月の開始以来、105,000を超す応募があったという。

ちなみに、『GQ』の企画で使用されたのはSnapTell、『ウーマンズ・デイ』の企画に使用されたのはLinkMe Mobileという企業の技術であるとのこと。

◆情報ソース
Magazines Find Some Success With Interactive Content (Advertising Age)

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