A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 旧来型メディアは長い低迷期に?

A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情

大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

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旧来型メディアは長い低迷期に?

米国の旧来型メディアの現況を。

新聞、雑誌、ラジオは、専門家や研究機関の予測を上回る落ち込みを見せている。米新聞協会(Newspaper Association of America)の統計によると、今年1-3月期の新聞の広告売上は、昨年同期に比べて92億ドルから66億ドルへ28.3%も下落した。投資銀行のバークレイズ・キャピタル(Barclay’s Capital)は昨年11月時点で、今年の新聞広告売上の下落率を通年で14%と予測し、それを翌12月に17%、今年2月に21%、4月に22%へと下方修正し続けてきたが、実際にはそれよりもさらに大きな落ち込みとなった。

同じく、今年1-3月期のラジオの広告売上は昨年同期比で45億ドルから34億ドルへ24%減少(ラジオ広告機構:Radio Advertising Bureau)。また、PIB (Publishers Information Bureau)の統計によると、雑誌の広告集稿ページ数は51,700ページから38,207ページへ、26%減少した。新聞の凋落ぶりばかりが騒がれているが、雑誌とラジオも相当に深刻だ。

これら3媒体の不調は、昨年のサブプライム・ショックで加速したのは確かだが、下のグラフで明らかなように2006年前後から始まっていた。いわゆる大恐慌の時期を除くと、新聞とラジオの売上が複数年連続で前年を下回るのは初めてのことだ。


Traditional media % change of ad revenue


これまでは、3媒体の売上はほぼ景気の変動に歩調を合わせて変化してきた。GDPが上昇傾向にある間は、その成長率を3媒体の広告売上が上回るのが常だった。しかし、2000-2001年の景気後退期以降、この図式があてはまらないことが多くなった。その大きな要因はインターネットだ。MediaPostは、3媒体の広告売上はこのまま長い低迷期に突入し、景気好転後も下落幅はゆるやかになるものの下降し続けるか、良くても低め安定から脱出することはできない可能性が高いと予測している。

◆情報ソース
News Analysis: Traditional Media Drops Exceed Expectations (MediaPost)

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