A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 米MRIが雑誌広告の効果を数値化

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大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

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米MRIが雑誌広告の効果を数値化

米国の調査会社MRI(Mediamark Research & Intelligence)が業界で初めて、雑誌広告を対象とした露出状況計測サービス「AdMeasure」を開始すると発表した。このサービスを使えばインターネット広告と同様に、雑誌に掲載された個々の広告がどの程度見られたかを数値化することができるばかりでなく、見た人がどのような行動を取ったかも知ることができる。

「雑誌広告の露出状況を知るにはこれまで、一冊の雑誌全体の閲読状況を目安とする以外なかったが、アカウンタビリティ(説明責任)を重視する広告主は、自社の広告の効果を知る直接的な計測方法を必要としている。AdMeasureによって、効果測定の対象を“広告を見てもらえる機会がどの程度あるか”から、“個々の広告が実際にどれだけ多くの人に見られたか”、“見た結果、どれだけ多くの読者がどのような行動を取ったか”に移行できる」とMRIのCEO・社長のKathi Love氏は説明している。

AdMeasureの数値は、MRIがすでに実施している全米消費者調査(Survey of the American Consumer)から得られる雑誌1号あたりの平均読者数、Issue Specific Readership Surveyから得られる各号の閲読状況、およびMRI Starchから得られる広告効果調査(雑誌広告の想起率、広告を見た結果ブランド認知がどのように変わったか、購買行動には結び付いたか等)をもとに割り出される。対象となるのは、全米で出版されている646の一般誌に掲載される1/3ページ以上のスペースの広告。すでに、出版社のタイム(Time Inc.)とメディアエージェンシーのスターコム(Starcom USA)が同サービスの購入を申し込んだとのこと。

雑誌は情報開示や広告の効果測定では出遅れており、それがインターネット広告に予算を奪われる一因にもなってきた。そのため、AdMeasureのようなサービスを求める声は、広告主ばかりでなく雑誌業界からもあげられていた。完璧な調査などないし、MRIのデータにしても問題点を指摘する人もいるのだが、雑誌広告の環境整備に向けて一歩前進であることは確かだろう。

◆情報ソース/参考情報
MRI Launches Ad Effectiveness Ratings (MediaPost)
Mediamark Research & Intelligence Debuts Magazine Advertising Ratings (Media Industry Today)
米雑誌読者属性調査:MRIをめぐる一喜一憂
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