A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 米国でも若年層の新聞離れが顕著

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米国でも若年層の新聞離れが顕著

若い人たちほど新聞ではなくインターネットをニュースソースとしていることが、調査会社comScoreの調査でわかった。下の表は週に何回新聞を読むかを年齢層別にまとめたもので、回答者(18歳以上の男女)全員を100とした場合の指数で比較してある。(クリックすると拡大して見られます。)

comscore-newspaper-reader-segments-demographic-profile-age.jpg

(Heavy: 週に6回以上新聞を読む Medium: 週に3-5回読む Light: 週に1-2回読む Non-Readers: 週に1度も読まない)

年齢が高い層ほど新聞をよく読み、若い層ほど新聞を読まない傾向があることがはっきりとわかる。

また、次の表からわかるように、新聞を読まない人はニュースを必要としていないかというとそうではなく、新聞をよく読む層と同じように、新聞、テレビ系をはじめ様々なニュースサイトを見ている。ただし、テレビ系のサイトについては、新聞を読まない層の方が読む層よりも、よく利用する傾向がある。

comscore-newspaper-reader-segments-news-website-visitations.jpg


別の調査では、新聞に限らず既存のジャーナリズムに対する不満が浮き彫りにされている。WeMedia/Zogbyが18歳以上の男女1979名を対象に実施したオンライン調査で、それによると回答者の67%が、既存のジャーナリズムは米国民が欲しているニュースとは的外れな報道をしていると感じている。また、70%が、自分の属するコミュニティの生活の質を高める上でジャーナリズムは重要だと答える一方で、64%はそのコミュニティのジャーナリズムには不満を持っている。

回答者の半数近く(48%)は、ニュースや情報の最大のソースとしてインターネットをあげている(昨年の調査では40%)。インターネットを挙げた人の割合は18~29歳の層では55%と高く、逆に65歳以上の層では35%と低い。この、65歳以上の層は、この調査で唯一、インターネットではなくテレビを最大の情報源としている。回答者全体では、テレビを最大の情報源として挙げた人は29%で、ラジオ(10%)や新聞(11%)よりは多かった。18-29歳の層で新聞を最大の情報源と答えた人はわずか7%だった。

インターネットはもっともよく見られているだけではない。もっとも信頼できる情報源としても、インターネットは1位(32%)で、新聞(22%)、テレビ(21%)、ラジオ(15%)を上回った。オンライン調査なので、回答者がインターネットに親和的な人に偏っている可能性はあるが、ジャーナリズムを標榜するメディア―特に新聞にはショックな結果であるに違いない。日本で同じ調査を実施しても、同様の(あるいは既存メディアにとってもっと辛辣な)結果が出るような気がするが…。

◆情報ソース
Younger, Heavy Online-News Consumers Don’t Read Newspapers (comScore)
Two thirds of Americans view traditional journalism "out of touch" (Wemedia)






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