A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 Yahoo!とMicrosoftの攻防がいよいよ混沌としてきた

A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情

大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Yahoo!とMicrosoftの攻防がいよいよ混沌としてきた

米ヤフーが、試験的にグーグルの検索広告を導入すると発表した。導入するのは米国内の検索結果の3%までで、今後2週間にわたり試験を行い、グーグルの検索広告がヤフーの広告システムPanamaを収益性の面で上回るかを評価するのだという。

この発表がなされた直後にマイクロソフト法律顧問のブラッド・スミス氏は、「ヤフーとグーグルとの間でどのような合意がなされても、それはグーグルが検索広告市場の90%を手中に収めることを意味する」と独占禁止法違反のおそれがあるとの声明を出した。

そうこうするうちに、ウォール・ストリート・ジャーナルが、ヤフーとタイム・ワーナー・グループのAOLが、インターネット・オペレーションを統合するための話し合いをしており、一方でマイクロソフトはルパート・マードック氏率いるニューズ・コーポレーション(ウォール・ストリート・ジャーナルの発行元)と共同でヤフーを買収する計画を練っていると報じた。この買収が実現すると、ニューズ・コーポレーションの持つマイスペース、MSN、ヤフーが手を結ぶことになる。

ヤフーとAOLの話し合いでは、AOLがマイクロソフトの提示額を上回る額でヤフー株を買い取る案が検討されているという。多くのアナリストや投資家たちは、最終的にはマイクロソフトが勝つと考えているらしいが、上述のグーグルとの提携やAOLとの統合の可能性は、マイクロソフトの提示額を引き上げる効果はありそうだ。

一方、マイクロソフト-ニューズ・コーポレーション-ヤフー連合は、ソーシャル・ネットワーク、ニュース・サイト、メール事業の巨人の誕生を意味するが、システムの統合やブランド戦略の面でおそろしく複雑な作業が予想される。このような複雑さをもたらすシナリオを、ヤフーの株主が支持するかが鍵になる。ニューヨーク・タイムズは、ニューズ・コーポレーションが単独でヤフーとの交渉に乗り出す可能性もまだあると書いている。はっきりしているのは、ヤフーが現体制を維持できる可能性は極めて低いということだ。

◆情報ソース
Yahoo! in Search Ad Test With Google (Adweek)
News Corp., AOL Pursue Yahoo Deals (Wall Street Journal)
News Corp. May Join Yahoo Bid With Microsoft (New York Times)



スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://buginear.blog10.fc2.com/tb.php/28-047146dc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。