A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 ニューズ・コーポレーションがヤフーに事業統合を提案

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ニューズ・コーポレーションがヤフーに事業統合を提案

2月8日の記事で、ニューズ・コーポレーションがヤフーのホワイトナイトになる可能性はないと書いたが前言撤回。たしかにニューズ社のCEOルパート・マードックは2月4日の売上報告で「ヤフーとの交渉可能性は絶対ない」と明言していたのだが…

マイクロソフトが買収提案を行っているヤフーとの交渉に、ニューズ社が乗り出したとの報ははじめ、デジタル・ビジネス・ニュース・サイトの『シリコン・アレイ・インサイダー』(Silicon Alley Insider)やブログの『テッククランチ』(TechCrunch)が伝え、13日になってニューズ社傘下の『ウォール・ストリート・ジャーナル』(The Wall Street Journal)の報道で事実であることがはっきりした。

交渉の中身は、ニューズ社が500億ドルを投じ、傘下のフォックス・インタラクティヴ・メディアをヤフーの一部として統合するとともに新会社の株式の20%を所有するというものだ。いまは、限られた有力株主がこの交渉の中身と投資額をどのように評価するか、打診している段階だという。

ニューズ社とヤフーの交渉が成立すると、ディスプレイ広告の巨大企業が誕生することになる。インターネット接触状況調査会社のコムスコア(ComScore)によると、オンライン・ディスプレイ広告の市場占有率は、ヤフーが18.8%、フォックス・インタラクティヴがマイスペース(MySpace)も含め16.3%。対してマイクロソフトは6.7%にすぎない。逆に検索市場で見ると、ヤフーとフォックス・インタラクティヴの組み合わせは、マイクロソフトとヤフーの組み合わせにはるか及ばない。米国における検索件数はマイクロソフトが9億8400万件で、一方マイスペースは3億4200万件である。今回の交渉に詳しい筋によると、マイクロソフトよりもフォックス・インタラクティヴのほうがヤフーとの親和性が高いという。フォックス・インタラクティヴとヤフーの広告プラットフォームの統合は、(どちらを優先するかの争いはあるかもしれないが)難しいことではないし、マイスペースのターゲティング・データとヤフーの行動追跡データを組み合わせれば、強力な武器になるというのだ。

ニューズ社とヤフーにとって最良のシナリオは、両社の株主がこの取引を500億ドルの投資に見合ったものだと評価することだ。逆に最悪のシナリオは、この交渉が引き金となって、マイクロソフトが当初の提示額(446億ドル)を引き上げることである。■

情報ソース
Yahoo, News Corp. in Talks Amid Microsoft Bid (Wall Street Journal Online)






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