A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 ニューヨークのライバル紙どうしが提携

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大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

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ニューヨークのライバル紙どうしが提携

ニューヨーク・ポスト(New York Post)を発行するニューズ・コーポレーション(News Corporation)のオーナー、ルパート・マードック(Rupert Murdoch)と、ニューヨーク・デイリー・ニュース(New York Daily News)の発行人、モーティマー・ズッカーマン(Mortimer Zuckerman)。ライバル同士のこの二人が、こともあろうに提携のための話し合いを進めていると、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)がすっぱ抜いた。

この二者はともに、80億ドル以上の負債を抱えるトリビューン社(Tribune Company)が売りに出していたニューズデイ紙(Newsday)の買収合戦に参加。同紙は結局、両者を上回る6億5000万ドルを提示したケーブルビジョン・システムズ社(Cablevision Systems Corporation)の手に落ちたのだが、その直後の5月に、提携の話し合いは始まったという。

話し合いの中身は、コストを削減するために印刷、流通、宅配などのバック・オフィス機能を統合することで、それ以外の部分は独立性を保つとのこと。ニューヨーク・ポストは推定年間5000万ドルの損失を計上しており、マードック氏はこの損失を解消するためにニューズデイ紙とのジョイント・ベンチャーを実現させたかったのだが、それが叶わなくなったためにライバルとの協力に踏み出したらしい。デイリー・ニュースにしても収支がトントンの状態だから、提携話を進めて黒字に転換したいところなのだろう。

話は変わって、ニューズデイを売却したトリビューン社ではごたごたが続いている。同社が発行するロサンゼルス・タイムズ紙(Los Angeles Times)のCEO兼発行人、デイビッド・ヒラー(David Hiller)氏と編集部門の確執については6月11日のエントリーで触れた。彼は最近も、250名の人員削減(うち150名は編集部門)を発表したばかりだったが、その当人が辞めさせられることになったという。退任の理由は明らかにされていないが、上のエントリーで紹介した行いでトリビューン社のイメージを損ねたからではないかと、MediaPostは書いている。

◆情報ソース
The Daily News and The Post Talk Business (New York Times)
Final Edition: 'Chicago Tribune' Editor, 'LAT' Publisher Resign (MediaPost)
大変革に直面するロサンゼルス・タイムズ (A BUG IN YOUR EAR)



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