A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 雑誌社とインターネット・メディアの提携が続々と

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大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

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雑誌社とインターネット・メディアの提携が続々と

米国では今週、雑誌出版社が次々とインターネット・メディア企業との提携を発表した。提携先企業の、新しいデジタル・コンテンツの開発能力、広範な読者層へのリーチ、そして広告売上の拡大を見込んでのことだ。なかには、複数のライバル出版社がひとつのインターネット・メディア企業にコンテンツを集結させるケースもある。

まず水曜(20日)に、『Esquire』『Harper’s Bazaar』『Seventeen』などを発行するハースト・コミュニケーションズ(Hearst Communications)の子会社ハースト・マガジンズ・デジタル・メディア(Hearst Magazines Digital Media)が、YouTubeおよびAOLと、それぞれ別個の提携関係を結んだと発表した。

YouTubeとの提携では、ハーストは同社の15の雑誌とオンライン出版物のブランドを冠したチャンネルを作り、『Harper’s Bazaar』チャンネルでは最新のファッションと美容、『Good Housekeeping』チャンネルでは料理といったように、それぞれの出版物の特色に応じた動画を提供する。また、視聴者も自由に動画をアップロードし、出版物の記事内容に応じて投稿ができるようにする。この事業が成功した場合、ハーストとYouTubeは提携コンテンツによりもたらされる広告売上を分け合う。

AOLとの提携では、ハーストだけではなくコンデナスト(Conde Nast)とタイム(Time Inc.)も加わり、AOLのホームページをハブとして、インテリアやエンターテインメント分野のコンテンツを提供する。ハーストは『Redbook』『Country Living』『House Beautiful』、コンデナストは『Architectural Digest』『Domino』、タイムは『Real Simple』『This Old House』のコンテンツへのアクセスを提供する。

同じ水曜日、『Parenting』と『Baby Talk』の出版元ボニエル社(Bonnier Corp)は、子供の健康情報を提供するサイト『Child Health Guide』の運営元LLC社と提携し、ボニエル社のウエブサイト『Parenting.com』のユーザーに限定して『Child Health Guide』のデータベースやヘルス・チェッカーなどのサービスが利用できるようになると発表した。ボニエル社はこれまでも、健康関連のウエブサイトを対象に提携や買収を進めてきた。

この他に、『ELLE』『Car & Driver』などの出版社アシェット・フィリパッキ(Hachette Filipacchi)は、女性向けサイト/ブログの大手運営会社グラム・メディア(Glam Media)と提携し、アシェット社が運営する映画情報サイト『Premiere.com』の広告販売をグラム・メディアが独占的に行うと発表した。アシェット社はグラム・メディアのエンターテインメント・チャンネルへのコンテンツ提供も行う。『Premiere』はもともと、アシェット社の看板映画雑誌だったが、販売部数と広告収入の不調により昨年3月に休刊。オンライン版だけは存続していた。

◆情報ソース
Mags Dizzy With Digital Deals (MediaDaily News)
Hearst’s new YouTube mags (Crain's New York Business.com)
New Look and New Partnership for Parenting.com (Bonnier社リリース)
Glam Media Strikes Partnership with Premiere.com (FOX BUSINESS)








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