A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 米雑誌協会の新広告キャンペーン

A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情

大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

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米雑誌協会の新広告キャンペーン

日本では有力雑誌の休刊が相次いでいるが、米国でも、今年1‐6月期の雑誌の広告集稿ページ数は前年比マイナス7.4%と不調で、販売も多くの雑誌が落ち込みを見せている。

米ABC協会(Audit Bureau of Circulations)によると、今年1‐6月期の実売が前年を大きく割り込んだのは、Bauer Publishingが発行する『Life & Style』(シングル・コピー・セールス-30.2%/定期購読を含む総実売数-30%)と『In Touch』(シングル・コピー・セールス-27.7%/総実売数-28.7%)の2つの女性週刊誌。(※シングル・コピー・セールスとは、ニューススタンドや書店での一部売りの実売数)

『Newsweek』もシングル・コピー・セールスが-17.3%、定期購読が-12.6%、総実売数が-12.8%。『U.S. News & World Report』も総実売数を10%落とした。一方、同じニュース誌の『TIME』は、シングル・コピー・セールスは-7%だったが、定期購読による販売を伸ばしたため総実売数は-0.3%にとどまった。

『Vogue』はシングル・コピー・セールスが-14.8%、総実売数が-6%だった。『Men’s Vogue』はシングル・コピー・セールスが40%近く下落したものの、定期購読が43.6%伸びたことが奏功して総実売数はおよそ20%増となった。もっとも米国の場合、主に広告料金の基礎となるレートベース(最低保証部数)を確保するために定期購読を大幅なディスカウント料金で提供する上、配送等のコストもかかるので、定期購読による販売が伸びてもさほど収益の改善には寄与しない。

このように雑誌出版業界に逆風が吹く中、米雑誌協会(MPA: Magazine Publishers of America)は、業績不振に歯止めをかけようと様々な手を打っている。この新しい広告キャンペーンもそのひとつ。

MPA ad 1 small


“Under the Influence of Magazines”(雑誌に影響されて)というコピーで、雑誌の影響力の強さを訴えるこの広告は、Toy New Yorkというエージェンシーが制作した。米国の広告業界で最高の賞であるケリー賞を受賞したアディダス、ハーゲンダッツ、ミニクーパーの製品に消費者が囲まれているビジュアルで、MPAのリリースによると「ユーモラスな」効果を狙っている。

MPAはこの広告とともに、BIGResearch、Dynamic Logic、Roper Reports、Marketing Evolutionなどの企業によるデータを提示し、雑誌広告が消費者の購買意向や検索などのネット上の行動に他媒体(主にテレビ)よりもはるかに強い影響力を発揮することを訴えていく。

◆情報ソース
Consumer Magazines Take Huge Hit at Newsstand (FOLIO)
MPA reliease



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