A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情 新聞の消滅する都市が出現とフィッチ

A BUG IN YOUR EAR アメリカの広告・メディア事情

大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。

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新聞の消滅する都市が出現とフィッチ

バイアコム(Viacom)が、850名の人員削減を柱とするリストラ計画を発表した。対象となるのはMTVネットワーク、BETネットワーク、パラマウント映画など、すべての傘下企業で、来年の上級管理職の昇給も見送るという。同社は今年、旗艦ネットワークであるMTVの視聴率が落ち込んだほか、昨年の『トランスフォーマー』のようなヒット映画作品に恵まれなかったこともあり、第3四半期の売上は37%落ち込んだ。

同じく代表的なメディア・エンターテインメント・グループのNBCユニバーサル(NBC Universal)も、広告営業スタッフの削減をはじめとする5億ドル規模のコスト削減策を計画しているとのこと。

このように、米国のメディア・広告業界は、良いニュースを見つけるのが難しい状態だ。来年の見通しはさらに暗い。

格付け機関として知られるフィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)が、来年の広告ビジネスは、1970年以来最悪の落ち込みを見せた2001年と並ぶ不況年となるとの見通しを明らかにした。特に苦戦しそうなカテゴリーは自動車、金融、エアライン、ホテル、カーレンタル。また、2001年に不況の影響を受けたのは主に全国媒体だったが、来年はローカル・メディアも例外ではないとフィッチは予測している。

メディア別で見ると、特に新聞と雑誌にとっては厳しい年となりそうだ。

雑誌広告に関しては、大手の広告主が出稿先を減らして有力誌だけに絞ることになるだろうとの予測。また、雑誌社の運営するオンライン・メディアについては、「雑誌がデジタルへの移行で利益を生み出せるかは疑わしい」とフィッチは分析している。

新聞についての予測はさらにショッキングだ。新聞社の倒産や廃刊により、2010年までにいくつかの都市では日刊新聞を読めなくなるだろうというのだ。

なお、屋外広告とケーブルネットワーク、およびグローバルな広告会社は、さほど良くはないが深刻な影響を受けないだろうとのこと。

◆情報ソース
Viacom to Cut 850 Jobs, Freeze Salaries for 2009 (Advertising Age)
NBC Universal Cuts Staff in Sales (Advertising Age)
2009: Weakest Ad Market Since '01 (Advertising Age)
'Several Cities' Could Have No Daily Paper As Soon As 2010, Credit Rater Says (Editor & Publisher)



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